
フランス陸軍は最近、戦術輸送ヘリコプターNH90カイマンTTHの最終機を受領した。これはNHインダストリーズによって製造されたもので、この納入をもってフランスは本モデルの63機の編成を完了した。
このヘリコプターはNHIコンソーシアムのメンバーであるエアバス・ヘリコプターズによってフランス・マリニャンで組み立てられ、フランス国防調達機関(DGA)により正式に受領された。
プーマ・ヘリコプターの段階的な退役に伴い、NH90カイマンTTHはフランス陸軍の戦術ヘリコプター部隊の主力となり、近代化されたH215MクーガーおよびH225Mカラカルとともに運用される。

TTH(戦術部隊輸送)バージョンの最終納入とはいえ、フランスは2026年から2029年にかけてさらに18機のNH90ヘリコプターを受領する予定である。これらの機体は特殊部隊の支援作戦向けに構成され、その任務に特化した訓練を受けることになる。
2024年半ばには、特殊部隊作戦向けに開発された改良型「スタンダード2」の飛行試験が開始された。改良点には高度なセンサーと追加武装の搭載能力が含まれている。

NH90カイマンTTHに加えて、NHインダストリーズはフランスに27機の海軍仕様NH90 NFHを納入している。NH90モデルは2010年12月にフランス軍の正式採用を受け、当初は捜索救難任務や海上対テロ作戦に従事していた。
2012年には、フランス海軍のNH90 NFHの初号機が作戦能力を獲得し、その後、配備されたヘリコプターは対潜戦任務を遂行する認可を受け、ウェストランド・リンクスやアエロスパシアル・スーパー・フルロンなどの旧型機を置き換えた。
27機のNH90 NFHの最終機はフランス海軍の第33飛行隊に配備され、同国の海上作戦能力を強化する予定である。
出典: flightglobal, mil.in.ua. 画像: ウィキメディア / フリッカー
